「西之香」X「不知火」
- 2019年02月05日
営業部次長 木村 孝文
甘平は、愛媛県立果樹試験場において1991年春に、西之香に不知火の花粉を交配し、同年秋に得られた種子を播種し室内で育成しました。
1993年に穂木を採取し、温州みかん中間台木に高接ぎを行い、1997年に初結実して以来、特性調査が行われ、2000年に愛媛34号の系統名で一時選抜を行い、2001年から県下の柑橘産地で現地試験が開始されました。
また、ウイルスフリー個体の作出も行われ、2004年までの調査結果から無核性で品質の良い系統であることが確認され、2005年に種苗法に基づく種苗登録申請を行い、2007年8月に品種登録されました。
1月から2月いっぱいが旬です。
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